2番目の彼女


「っ!…__」

そこにいたのは、とっても綺麗な顔をした男の人

「なに?君もしかして新入生?」

「あっ、は、は、はい」

突然された、質問に戸惑いながら答える

「あはは。君、入学式サボるなんていい度胸だね、気に入った!名前は?」

彼の笑った顔に私の心臓はドキンと音をたてた

「神咲 み、美麗です」

「美麗か…。綺麗な名前だ
俺の名前は、柴田 慄杜。君の一個上よろしくね」

「慄杜先輩ですね!宜しくお願いします」

「さてと、さすがに入学式に顔を出さないのはマズイな。行かないの?」

「えっとー、行きたいのはやまやまなんですが、た、た、体育館の場所がわからなくて」

あー、恥ずかしい体育館の場所がわからないなんて。

「ふははは。君ほんと面白いね笑
じゃー一緒に行こっか」
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