絶対に好きじゃナイ!
《追記》延長戦
わたしと社長の恋愛闘争。
恋人の名の下に日々繰り出される甘ったるい攻撃に、わたしはひたすら防戦一方。
だけどわたしだって、簡単に負けを認めたくない。
「絶対に好きじゃナイ!」と宣言した手前、もう既に骨抜きだなんて認めるわけにはいかないのに。
彼は一体いつまで、わたしを甘く攻め立てるつもりなの?
「いつか絶対、好きだって言わせてやる」
彼のこの言葉と共に、闘いの火蓋は再び切られた。
これはわたしと社長の恋愛闘争における、甘い延長戦の記録。