職場の仲間の結婚祝いの席。
みんなに祝福され、中心にいるのは、ずっと思いを伝えられずにいた上司。
そして隣にいるのは、妹のように可愛がっていた後輩。
恨んでいる訳ではないし、もちろん二人を心から祝福したいけど、切なくて苦しくてやりきれない。
まさかこんなことになるなんて、、、、
でも、そんな彼女を影から見守っていた人物が。
そう。幸せは、自分では気づかない所に潜んでいるものなのかもしれません。
リアルな描写、感情表現に引き込まれ、読み進んでいるうち、あっと言う間にラストページ。
そこへ辿り着く頃には、切ない思いがホッとする幸せへと変わって行く。
そんな心が温まるお話です。