ショコラノアール~運命の恋~
―ん。

体が重い。

ノロノロと起き上がる

昨日そのまま寝ちゃったんだ。

いつものようにTシャツと下着をもって階段を下りて、

お風呂場へ、
水温チェックして、

着ている服を脱ぐ
洗濯機にぽいぽいっとなげこんで、

スライドガラスを開ける。

「え?」

「ばかお前っ」

あわてて前を隠す陽くん

ガラガラッと硝子を閉め
びったりとしまるのを確認した。

用意してきた下着とTシャツと短バンを
身につける。



よし。


すうっ


「きゃぁああーーー

人生において最大級の声で叫んだ

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