ショコラノアール~運命の恋~
駅の改札を出ると少し小ぶりになったようだけど、
やはり雨が降っていた。
「バス、でちゃったんだろうな」
電車のロスは2~3分だったけど、
連携して出発するバスは予定通り出てしまったはず。
「傘を買おうかな」
駅の売店の横にかけてあるカサを見てから、
自分の両手に荷物があることを振りかえって、
悩んでしまった。
傘を持ったら荷物持ちにくくなる。
「めんどうかも」
両手の荷物に更に傘を持つより、
バス停の屋根下まで走ることにきもた。
どうせ50Mぐらいだし。
「あ、でも、どうしようかな」
落ちてくる雨粒を見上げながら、
こんどは駅の中で待つか、
バス停で待つか悩む。
どっちにしろ待つことにはなるんだけど、
もしかしたらバス行ってないかもしれないし、
まっても10分くらいだしね。
「うん、行こう!」
私はえいっと思い切って走り出した。
あ……
ふわっと身体が軽くなった。
そうか、悩んでもいいんだ。
私はちゃんと決めて動けてる。
何も変われてないないって思ってたけど、
特に大きなことじゃなくっていい様な気がしてきた。
誰かに気を使うんじゃなくて誰かに言われるんじゃなくて私が何がいいのかを、
決めていければそれでいいんだよ。
やはり雨が降っていた。
「バス、でちゃったんだろうな」
電車のロスは2~3分だったけど、
連携して出発するバスは予定通り出てしまったはず。
「傘を買おうかな」
駅の売店の横にかけてあるカサを見てから、
自分の両手に荷物があることを振りかえって、
悩んでしまった。
傘を持ったら荷物持ちにくくなる。
「めんどうかも」
両手の荷物に更に傘を持つより、
バス停の屋根下まで走ることにきもた。
どうせ50Mぐらいだし。
「あ、でも、どうしようかな」
落ちてくる雨粒を見上げながら、
こんどは駅の中で待つか、
バス停で待つか悩む。
どっちにしろ待つことにはなるんだけど、
もしかしたらバス行ってないかもしれないし、
まっても10分くらいだしね。
「うん、行こう!」
私はえいっと思い切って走り出した。
あ……
ふわっと身体が軽くなった。
そうか、悩んでもいいんだ。
私はちゃんと決めて動けてる。
何も変われてないないって思ってたけど、
特に大きなことじゃなくっていい様な気がしてきた。
誰かに気を使うんじゃなくて誰かに言われるんじゃなくて私が何がいいのかを、
決めていければそれでいいんだよ。