ショコラノアール~運命の恋~
ポカンと、開いた口がふさがらなかった。
目の前の西さんと麻甫さんの二人は幸せオーラたっぷりまきちらし、
ごめんねぇ~を連呼する。
元々行けないと言ったのは私なんだから、
文句なんて言えないんだけど。
なんだか裏切られた気分。
「実は私、前から彼のこといいなって思ってて、
声をかける口実に、
今回、詩信ちゃんのこと使ったの、
あ、もちろん詩信ちゃんのこともホントに心配してたんだけど、
そしたら彼も同じ気持ちだったみたいで、
すぐに意気投合しちゃって、
うふふ。」
西さんが自分で幹事して幸せになったからって、
嫌な顔する権利はない。
「ごめんね」
「ああ、もういいんだってば」
麻甫さんにだって文句は無い。
「でね、あの。私達しばらく合コンとかできなくなっちゃったの。
もしよかったら彼達の友達なら紹介して貰えるから、
いつでも言ってね?」
目の前の西さんと麻甫さんの二人は幸せオーラたっぷりまきちらし、
ごめんねぇ~を連呼する。
元々行けないと言ったのは私なんだから、
文句なんて言えないんだけど。
なんだか裏切られた気分。
「実は私、前から彼のこといいなって思ってて、
声をかける口実に、
今回、詩信ちゃんのこと使ったの、
あ、もちろん詩信ちゃんのこともホントに心配してたんだけど、
そしたら彼も同じ気持ちだったみたいで、
すぐに意気投合しちゃって、
うふふ。」
西さんが自分で幹事して幸せになったからって、
嫌な顔する権利はない。
「ごめんね」
「ああ、もういいんだってば」
麻甫さんにだって文句は無い。
「でね、あの。私達しばらく合コンとかできなくなっちゃったの。
もしよかったら彼達の友達なら紹介して貰えるから、
いつでも言ってね?」