ショコラノアール~運命の恋~
「おむすび、おむすび、おーむすびっと♪」

年甲斐もなくいい年して鼻歌交じりにスキップで、

コンビニまでやってきた。


縁結びならぬおむすびだ、

まずは腹ごしらえして、

それから……っ


!!


え?


ガラス越しに発見してしまった。

「嘘だろう?」


おむすび効果半端ね~ってか、

まだ買ってもいないけど

フェアーにつられてやってきた、コンビニで、

会いたい人に会えるとか、

もうこれは、

おむすびに引き寄せられた、


運命だろうか??



俺は無意識に動いていた、

彼女の前にあるガラスを、

ノックした。

多分今なのだ。


チャンスの神様はきっと今、俺に微笑んだ。




-----------


< 91 / 338 >

この作品をシェア

pagetop