俺を嫌いになればいい。
もう終わりにしようよ
***
そうして始まったわたし達の淡い恋物語。
しかし、あの時から既に亀裂が走っていたなんてわたしは気付かなかった。
惹かれあったのが運命なら、裂けるのも運命だったのかもしれない。
そう思うほどわたしと飛鳥の相性は悪く、感性が異なる。
お互いがお互いを理解出来ず、距離は縮まるどころか遠退くばかり。
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