俺を嫌いになればいい。





そんな電話が掛かってきたのは、暫くしてからのことだった。



突如鳴り響く電話。



それは芽留ちゃんからだった。



『大丈夫?』と聞かれた後に聞かれた事。



どちらかと言えばこちらの答えを求める電話だったんだと思う。





< 274 / 309 >

この作品をシェア

pagetop