私の心を彩る君


ドンッ!!!

ドサッ!!



「痛たっ…あっ、ご、ごめんなさい!」
「あ、わりぃ」


あぶね、色々思い出してて前見てなかった

ちょっと手すりむいてるけどこのくらいならまあいいや

それより、目の前の女の子に悪いことしたな


「 ごめんな、大丈夫だったか?」

そう言うと、彼女が顔を上げた




そして、彼女の顔を見た俺は驚いてしまった













12年前に公園で約束したあの女の子に顔立ちがそっくりだったのだ






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