俺の秘密【続】





「だから、俺には眼中にもないわけで──ガタッ‼︎




翔の声と共に大きい音が耳に入る。




...何事だ...?




そう思いながら音がした方を見れば、話の中心となっていたヤツが椅子から立ち上がっていて。




立ち上がったかと思うと、バタバタと走って教室を出て行った。




その姿を見て、思わず固まる。





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