俺の秘密【続】





「ごめんね...っ‼︎ すぐだから!」




鞄を軽くパンッと叩くと、顔の前で手を合わせて俺を見る菜摘。





そんなんだったら、止めるにも止めれねぇじゃねぇか...







「...じゃ、座って待っとく」




そう言うと、ドスッと菜摘の椅子に座る。



「うん! じゃあまた後で‼︎」




そう言って、走り出そうとした菜摘の腕を咄嗟に掴む。




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