俺の秘密【続】





すると、菜摘は顔を真っ赤にして、




「あたしは...斎藤くんが大好きだよ...っ?」



そう言った。




思わず、俯きがちの菜摘を抱きしめる。




「さ、斎藤くん?」




驚いた声を出す菜摘だけど、そんなの気にしてる余裕なんかねぇ。





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