星使いの少女Ⅱ
『そう…。では貴女に一つ聞くわ。もしも、自分の大切な人が死んでしまったら忘れられる?』
自分の大切な人が死んでしまったら…?
その人の死を忘れる?
「そんなこと、できるわけない…」
『でしょう?だから、貴女を忘れる人なんて一人もいないのよ?貴女は貴女が思ったとおりに行動すればいいのよ。』
あたしが…
「思ったとおりに…?」
『そう…そして、自分の心に素直になるの。』
自分の心に素直になる…