星使いの少女Ⅱ

この星座はあたしが契約した星座達の分身のようなもの。



…この実体を出すためにいろいろ大変だったけどね。



「星座達の力を一つに集結し、光の力を導きだせ!我の真の名はユラ・ルージュ!!」



星座達が強く輝きだす。



「光の軌道を黒い堕天使の元へ!!」



すると、堕天使は大きく唸り声を上げ始めた。



《グワアアァァァァァァ!!!やめろやめろやめろやめろ!!眩しい!!》



「星界を強める」



すると、さらに輝きだす星座達。



《おね、がい…や、め、て…》



苦しそうにもがく堕天使。


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