星使いの少女Ⅱ
「…!!」
さすが、魔王…
あたしは、これまでに来る途中考えてきた事をリユール達に伝えた。
二人共大きく頷いた。
「魔王。貴方に正々堂々と決闘を申し込みます。あたしが勝ったら貴方に消滅してもらう。…もしあたしが負けたら貴方の好きにすればいい!」
あたしの言葉を聞き、不気味にニヤリと笑った魔王。
【ふっ…よかろう。その選択…後悔するでないぞ。】
フッと消えていった魔王。
とりあえず、これで最悪は免れた…。