星使いの少女Ⅱ

じたばたしていると春達が来て由利を連れて行った。



再び2人っきりになったあたし達



そして耳元であたしにしか聞こえないように…



「絶対……戻ってこいよ?俺と約束したよな、一生俺の側にいるって」



勝利…



その声はどこか震えてて悲しそうな声だった。



「うん、約束ね。それと…由利をお願い。一応春達にも頼んでおいたから。」



あたしは勝利の髪の毛を撫でながら話した。


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