星使いの少女Ⅱ

天使も星座も誰一人居ない。



「こんなことって…」



とりあえず、王宮へと向かう。



王宮に行けば、なにかわかるかもしれないし…



「転移」



すると目の前に王宮が現れる。



あたしは王宮の姿を見て絶句した。



真っ白く、光に満ち溢れていた王宮。



その姿は何処にもなくて…



黒い薔薇の茨が絡み付き、



真っ黒いオーラを放っていた。


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