あの夏のキミへ
涙が溢れた。

恐る恐る顔を上げてみると、蓮も複雑な表情をしながら泣いていて...。

わたしはたまらなくなり、蓮の細い体に抱き付いた。

「ごめん...いっぱい傷つけて...ありがと...ホントに...ありがと...]

「...」

蓮はなにも言わずに黙ってわたしの話を聞いている

蓮?

わたし決めたよ...?











































「わたし...生きる。生きてみせるよ...。」
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