恋セヨ乙女

『莉乃先輩、怪我大丈夫ですか?』

放課後の生徒会の時間。

「あ、うん。おかげさまで」

隼汰くんは私によく話しかけてくれる。

些細な私語から真面目な話まで。

私はそれが楽しくて
常に笑ってた。

生徒会、入ってよかったな。

その調子で数ヶ月経った。

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