CaT .


別に家族もみやさんのことが好きだし
なにも問題はないけどわたしが嫌なのだ



どこかでみやに依存している



連れていく訳でもないのに
わたしの住むことになる新しいアパートは
ペットも飼えるところを選んだ




「みゃーさんおいで」


ポンポンと足を叩けばわたしの足の上に
乗ってくる


可愛くて、愛しい。




「みゃーさんも一緒に住みますか?」



「んにゃ」



撫でながら聞けば目を細めて返事をした






ほんとに連れて行きたい。
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