小学6年生の日常 |||

治郎『母さん、ただいまー』

『あらっ、おかえり、治郎』

麗『おじゃまします!!』

風太『じゃまします!』

碧『おじゃまします…』

湊『邪魔します。』

お つけろよ、お を。

『………女の子…男の子…友達…
えええええええええ!!?』

そんなに驚きます?ねぇ驚きます?

『上がって上がって!!』

麗『はい!!』

治郎『もう、いいから麗先輩!!
行きますよ。母さん飯いらねぇから』

『もともと、作ってないわよ』

治郎『んだよ!!』

麗『きゃははは!うけるーww』

『やだこの子可愛い〜』

麗『お姉さんの方が綺麗ですよ!』

『ちょ、お姉さんだなんてぇ〜!!』

治郎『麗先輩!!行きますよ!!』

そう言われて、背中を押され
部屋まで連れて来られた。

風太『あ〜ねむ』

碧『眠い』

湊『眠くねぇけど寝れるから寝る。』

え?ここまで来て寝んの?

え〜

麗『ねぇお兄さんの部屋ってどこ?』

おしえてくんないだろーなー

治郎『兄ちゃんの部屋?隣の部屋だけど…』

ええええええ!!!簡単に
教えてくれた!!

麗『行っちゃダメ?』

治郎『だめに決まってんだろ‼︎
先輩が損するだけ!』

麗『もう全然おっけーだから。』

治郎『だから、やだったのに…』

麗『いい?』

治郎『俺はいかねぇからな。
トイレと間違えた〜ぐらいのノリで
行くなよ。』

麗『わかった!!』

そう決心しむかった。

あの時、治郎の言葉を
守っていれば…

< 22 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop