小学6年生の日常 |||
目を覚ませば
真っ暗で埃臭い。
麗『んー!』
てか、なんでこんなに暗いわけ?
目隠しされてる?
しかも口に布が詰め込まれていて
手足不自由。
ガチャ…
ドアが空いたような音がして
ビクつかした体をゆっくりと
おちつかした。
『起きたんだね。麗ちゃん』
は?だれ?
なんでうちの名前を知ってるんだ?
しかも…男?
『僕のこと…覚えてないかなぁ…
ねぇ…?』
なんか、めっちゃ目の前にいる!
てか…
麗『へほひへはいほひ
ほふはほひへふは!(目も見えないのにそんなのわかるか!)』
『え?なんて?』
いっらー!!!
なんだこいつー!!!
多分この布。。
…ペッ!!!
思いっきり布を吹き出した。
『きみなにしてんの?』
ガンッ!!
思いっきり頬を殴られる。
麗『…いってぇなこら。
卑怯なんだよカスが。てかお前
だれだよ。はよ教えろや』
『僕ぅー?僕わねぇ……へへっ…
君と。同じ保育園だったんだけどな?』
麗『あ?保育園のこと…ま…』
あれ…?こいつ。。
『思い出してくれたかなぁ?
そう、僕は、大塚ひろ』
…ひ…ろ?
麗『お前…ひろ?!ひろなの?!
ねぇ!』
ひろ…か…あんな弱虫だったのに
『そうだよ、麗ちゃん。』
麗『お前余計弱くなったな!
ぎゃは、ははは!!!!!』
『は?お前に…お前になにがわかるんだよ!』
思いっきり蹴られる。
ほらな。やっぱり弱い
全然痛くない。
麗『なぁ、この目にあるやつとれよ
そしたら喧嘩の相手してやるよ?』
『…いいよ』
布がとられスッキリする
え…
麗『こんなにも人いたのおおおおお?!!!!』
しかも……
みんな…ヤクザやん…
はぁ手足不自由だしなぁ足だけでもな
あっ…これ…
こうしてこうすれば
よし!とれた!
なんでかな。うちこういう時でも
喧嘩のことしか考えてねぇw
ひろ『なんでっ…!』
だから…お前は…
麗『弱虫なんだよ!!』
ガンッ!思いっきり吹っ飛ばすと
後ろのヤクザ達に支えられるひろ。
あぁ楽しいな…