ずっと前から好きだった。








「"美琴はもうすぐ日本に帰るんだろ?"」


「"そのこと.............なんで知って!?"」









「"最近の美琴の様子がいつもと違ったんだ。
だから宙人に確かめてみた。
驚いたよ。もうすぐいなくなってしまうなんて........さ。"」



「"どうしてもそれをエドワードに言えなくて...........ごめんなさい........"」










「"美琴が日本に帰るということは、俺と別れるってことだと思った。
だから、最後のプレゼントとして、美琴と俺とのペアリングを作りたい。"」






「"指輪........高額だって言ったじゃない。私、少ししかお金ないけど、せめて自分の分くらいお金は出すわ。"」



「"お金の心配はいらないよ。"」











「"え?"」




「"これでも家は裕福な方なんだ。
安心して。"」



「"でも........"」

「"ペアリングなんていらない?
俺のことはどうだっていい?忘れたい?"」







「"違うわっ!!
エドワードが........そう言うなら、私は..............."」



「"プレゼント受け取ってくれるね?"」


「"ええ、もちろんよ"」








その言葉を聞いたエドワードは、美琴をアクセサリーが売っている宝石店に連れて行った。






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