ずっと前から好きだった。
また、はじまり

帰国











日本に帰る日にちが決まった。





一馬は順調に成長して、小さかった身体が大きくなってきた。


ほっぺたはプニプニで、ぷっくりしているが、顔の感じは崇彦によく似ている。






「一馬........もうすぐ日本に帰れるよ〜」


一馬にそう言うと、あーあーという言葉になっていない返事が返ってきた。








「やっぱり美琴の方が落ち着くのね〜」


涼子がそう言って、一馬の頭を撫でた。









「一馬は俺の方がいいだろ〜?」


宙人が会話に乱入してくる。


依然として、一馬はあーあーと言っている。














そしていよいよ、日本に帰る日がやってきた。








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