ずっと前から好きだった。
-----なんで先輩は3人を待っててあげないのかな........。
美琴は頭が疑問でいっぱいだった。
「ごめん、美琴ちゃん」
「え?どういうことですか!?」
急に謝られて、美琴はたじろいだ。
「人が足りないっていったのとか、メンバーあと3人いるっていったのは........嘘なんだ。」
「え?なぜ........」
「どうしても美琴ちゃんと遊園地来たかったんだ。」
美琴はさらに疑問だらけになるばかりだった。
「俺、こんなやつだけどさ、美琴ちゃんのこと好きなんだ。」
-----でもこないだ名前とメアドを教えたはず。それまで私の存在なんて知らなかったはずじゃ........
「本当は名前も、双子の兄がいることも、知ってた。」
「え?」
美琴は双子の兄がいることは三村先輩に話していない。
-----なんで........知って?
「ずっと前から好きだった。」