ずっと前から好きだった。
美琴が連れて来られたのは、どこかのアパートだった。
「ここは........」
「俺が住んでるところだよ、1人暮らしなんだ。」
男たちのうちの1人が言った。
「なんで私を」
「そんなん答えなくてもわかるでしょ?
可愛いからだよ。」
-----こんな状況で褒められても全然嬉しくない........。
美琴は心の中で言った。
男が美琴の口に何かを押し込んでくる。
美琴は抵抗できずに、それをコクンと飲み込んでしまった。
「ん.............あ、身体が動かな......」
美琴は近くにあったベッドに押し倒された。
男にキスされる。
最初は浅かったのに、だんだんと深いものに変わっていく。
「ん....んんっ................んん」
美琴は身体を動かしたいのに、全くと言っていいほど身体が動かない。
男の唇が美琴の首や鎖骨の辺りに降りてくる。
ちゅっと吸われて美琴の肌に赤いキスマークがつけられる。
「...........痕つけないでっ.....いやっ」
美琴は、首筋や鎖骨の辺りに何個もキスマークをつけられた。