ずっと前から好きだった。
「.......いや...............助けて......」
美琴は悔しくて涙が出てきた。
-----許せない、この人たち絶対に許さない.....。
美琴はキスをされ続ける。
「んん........やだっ...離し................て」
男たちが服に手をかける。
美琴は、ほとんど動かない身体で精一杯抵抗した。
「やっ....やめてくださいっ................やだっ」
「そんなこと言って。
泣きそうな顔で誘ってんのはそっちだろ?」
男たちに、まるで美琴が悪いように言われる。
「ちがっ.....私は誘ってなんか」
「ま、どう言ってもおんなじことだよね。」
男たちはそう言うと、美琴の服を脱がせていく。
「やめてっ........やだっ!!」
美琴が一際大きくそう叫んだ時、いきなり部屋の扉が開いて崇彦と知らない女の人が入ってくる。
-----なんでここに崇彦が........
「誰だ、お前ら。
勝手に人の家に入ってくるなんていい度胸じゃねぇか。」
男たちが崇彦と知らない女の人の方へ寄っていく。
次の瞬間、崇彦と女の人はその男たちを殴り、気絶させた。