ずっと前から好きだった。
「君が知っているのは全てデマだ。
水沢は俺に無理やり抱きついてきて、好きだと言いやがった。
そのせいで、誰が撮ったか知らないが、俺が水沢に抱きつかれている写真を撮られ、流出。そんなデマができたんだ。
他の2人は、水沢の行為をマネし、私と付き合えと言ってきた奴らだ!!
以上。」
三村先輩はそう言うと、近くにあったベンチに腰掛けた。
「私...............」
美琴は三村先輩に申し訳なさを感じた。
「三村先輩、ごめんなさい........
デマなのに本当のことだと信じ切っていて.....」
「俺が嘘を言っていると思ってたんだろ?一目惚れなんて、なに言ってんだって?」
-----そこまでのこと思ってなんか........三村先輩.....ひどい
「そこまで思ってませんっ!!なんでそうなるんですっ!?」
「じゃあ、どう思っているのか教えてもらおうか?」
「私........三村先輩のこと...好きだったのに、今嫌いになりました。」