傷ついた羽





「……良かった。」





「……ちょっとまって。私はそんな直ぐに許せないから。私を目の敵にして全部私のせいにしてたんだから簡単に許せない。」





 





「…そうね。…凛の好きなようにしなさい。」











それだけ言うと



 

あいつに







ありがとうと言って





部屋を後にした。











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