時間
「隣、いい?」

「うん、いいよ」

隣に座ったのは、夏哉だった。

加奈は光也の隣だし。

「いいのか?あれで」

「うん。いいの

 だって、私はフラれたんだしね」

「ちょっと聞いていい?」

「なあに?」

「お前ってさあ、何回、紀彦にフラれたんだっけ」

「え、えっとね~3回?」

「自分の事なのに、なんで?(はてな)

 なんだよww]

「だって、わかんないんだもーん」

そういいながら、ぷくっとほっぺを膨らませてみる私

「あのな、そんな顔しても、かわいくないぜ」

「は?夏哉に言われたくないし」

「ごめん、ごめん」

いやあ、でもねカッコいいんだよね

夏哉って。

爽やかなスポーツ系イケメンで優しいし、勉強ができる!

実は、ひそかに夏哉ファンクラブ的な物があるらしい

(うわさだけどね)

「おーい桜子  おきてるかー」

「はっ(((゜Д゜;)))」

「お前、絶対妄想ワールドにとんでたんだろ」

にやにやしながら問い詰めてくる夏哉

「別に、なにか悪いですか?」

「うわー 可愛くねえな~」

すいませんね、可愛くなくて

心の中でべえーってやってみるけど関係ないみたい。
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