オレ様探偵とキケンな調査
───………。
「ん…」
「椿さん?」
「颯太、くん…?」
「すごくかわいい寝顔だったね」
「あたし…」
「何もしなかった、というか、何もできなかったよ。椿さん、寝言で何度もあのオッサンの名前呼ぶんだもんな」
「今、何時…?」
「夕方5時過ぎ。でもまだ眠いでしょ?」
「うん…。すごく体が重いの」
「追加で薬、飲んでもらったから」
「…え?」
「口移しでまた睡眠薬。今夜は帰さないよ」
「帰りたいよ…っ…っ…」
「椿さん、泣いてもかわい」
「…っ…っ…。お願い、事務所に帰りたいの…」
「ボクさ、賭けしてたんだ。起きてボクの名前を呼べばwinner、オッサンの名前を呼んだらloser。椿さん、さっきボクの名前呼んだよね?」
「颯太、くん…?」
「だから、もらうよ?」
「ん…」
「椿さん?」
「颯太、くん…?」
「すごくかわいい寝顔だったね」
「あたし…」
「何もしなかった、というか、何もできなかったよ。椿さん、寝言で何度もあのオッサンの名前呼ぶんだもんな」
「今、何時…?」
「夕方5時過ぎ。でもまだ眠いでしょ?」
「うん…。すごく体が重いの」
「追加で薬、飲んでもらったから」
「…え?」
「口移しでまた睡眠薬。今夜は帰さないよ」
「帰りたいよ…っ…っ…」
「椿さん、泣いてもかわい」
「…っ…っ…。お願い、事務所に帰りたいの…」
「ボクさ、賭けしてたんだ。起きてボクの名前を呼べばwinner、オッサンの名前を呼んだらloser。椿さん、さっきボクの名前呼んだよね?」
「颯太、くん…?」
「だから、もらうよ?」