オレ様探偵とキケンな調査
「もうっ。颯太くんのせいで、全然映画わかんなかったぁ」
「の、せいじゃないだろ?」
「うっ…」
「オッサンの事」
「………」
「今日1日忘れてくれる?チケットまで買ってデートに誘ったイタイケな少年の心を踏みにじらないでよ」
「…ゴメンナサイ」
「っつーことで。ちょっと早いけど、ホテル行く?」
「ホ、ホテル!?」
「ハハッ、ウ・ソ。ランチ、行こ」
10コも上のオバサンをからかう颯太くんの、どこがイタイケなのよっ!
プクッとふくれたら、颯太くんは、
「食べちゃうよ?」
なんて、あたしをからかう。
あたし…高校生相手に振り回されっぱなしじゃない…。
それもこれもデートを許可した帯金さんのせいなんだからっ。
半ばやけっぱちになりながら、あたしは颯太くんの手に右手を絡めた。
「の、せいじゃないだろ?」
「うっ…」
「オッサンの事」
「………」
「今日1日忘れてくれる?チケットまで買ってデートに誘ったイタイケな少年の心を踏みにじらないでよ」
「…ゴメンナサイ」
「っつーことで。ちょっと早いけど、ホテル行く?」
「ホ、ホテル!?」
「ハハッ、ウ・ソ。ランチ、行こ」
10コも上のオバサンをからかう颯太くんの、どこがイタイケなのよっ!
プクッとふくれたら、颯太くんは、
「食べちゃうよ?」
なんて、あたしをからかう。
あたし…高校生相手に振り回されっぱなしじゃない…。
それもこれもデートを許可した帯金さんのせいなんだからっ。
半ばやけっぱちになりながら、あたしは颯太くんの手に右手を絡めた。