オレ様探偵とキケンな調査
それから4人での奇妙な共同生活。


明美さんはヒデくんにいつも通りの安心を与えたいからなのか、リビングのテレビは一日中ア○パ○マ○。


の、部屋のテーブルで颯太くんは受験勉強。


夜には帯金さんと小松さんを交えてのミーティング。


そんな日を過ごして3日目。


「うーん…。食料が底をついた…」


「昨日、オッサンに頼まなかったの?」


「頼んだんだけど、夜じゃなきゃここには来てくれないし」


「ピザでもとったら?ウチに奢らせてよ」


「えっ!でも、悪いよ」


「ウチの方こそ。椿ちゃん、食費一切受け取ってくんないじゃん。ミックスMとマルゲリータ、適当にサイド頼むね」


明美さんは今朝の新聞チラシを片手に、すでにオーダー。


「わぁい!ピザ、ピザ!」


ヒデくんも喜んでるし…今日のところは、まぁ、いいのかな。


それからコーヒーを準備して30分を少し過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴った。
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