初恋、嘘恋、片恋。
高校生デビュー
「ピロピロリーン…ピロピロリーン」
静かだった部屋に響くアラーム。
「も…すこしだけ…」
目覚まし時計に、そう呟いた。
…スムーズ機能解除しとこ…
自分で…おきられる…だろう…
あたしは、スーパーMAXな眠気を抑えることなんて、できなかった。
というか、しようとしなかった。
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