初恋、嘘恋、片恋。







「美味しすぎて、手がとまんなくてさあ♪ごめんねぇ~」







 謝罪の気持ちはあるのかあまりわからないけどさ....










 「お、美味しいとか言われたら...///て、照れてないしっ!」








 あたしは、一人漫才のようにしゃっべってしまっていた。


 








 「あれ?兄ちゃん、どこいくの?」







 空兎君の問いには答えず、無言で屋上を出ていった。






 







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