先生・・・。
上を見ると、1人の男の子がいた。

『星きれいだよね』

『えっ、うっ・・・・・・うん。』

『ゴメンよ。俺は進藤星夜。中1さ。君は?』

『如月千遥。中1。千遥でいいよ』

『うん。俺のことも星夜って呼んでね!ってなんでそんな濡れてんの?』

『いろいろ訳があって。あっ!』

エレベーターの階が7に近づいてきている。

(さやかセンセかも・・・・・・)

『誰かくるね。見回りの先生かもしれん。こっち来て千遥』

『うん、星夜』

千遥は、星夜のいるとこのはしごに手をかけて上り始めた。

星夜の横に来た。

『静かにしててね』

星夜に肩を抱きかかえられた。

チィーーン
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