先生・・・。
『気持ちいかった。あっ!バスタオルと浴衣ここに置いてあるわ。よかった、よかった』

千遥は、衣類を着て脱衣所を出た。

フロントに行った。

『如月様、お部屋は306号室です』

『ありがとうございます』

千遥は部屋へと行った。

ガチャッ

『千遥、気持ちよかったか?』

『うん!とっても!髪乾かしてくるね』

洗面所に行って、ドライヤーで髪を乾かした。

『千遥、寮に戻らんでいいんか?』

『えっ・・・・・・うん。ハァ』

『なにため息ついとんねん』

『だってさ、だって!』

千遥の目からは涙がこぼれてきた。

『可愛い顔に涙は似合わんよ。ほら、もう遅いし寝よっか』

千遥はうなづき、敷いてあった布団に入った。
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