母になる切っ掛けは借金
二人で手を繋いで歩いていると玄関から真白が走ってきた
「かあさま~」
私は両手を広げ出迎える準備をしていると真白が途中で躓いた
「あ、」
その瞬間私の真横を物凄いスピードで何かが通りすぎる
ガシッ
「大丈夫か」
「あ、とうさまありがとう」
物凄いスピードで通りすぎたのはウサギさんだった
どうやら真白が転ぶ直前に受け止めたらしい
「真白大丈夫
何処か痛いところは?」
「大丈夫とうさまが助けてくれたから平気だよ」
ホッ
良かった