首筋の月


棗「逃がすと思いましたか?」

霞「思わないから逃走経路確保しといた!」

尚人「つべこべ言ってないでさっさと行くぞ。」

荒夜「目を閉じていろ。」

…え?
目?
なんで?




──…一瞬そんな事を思った自分を、0.3秒後に後悔するあたしだった。





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