首筋の月
迷惑な転入生
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ピピッピピッ
んー…あー、朝か。
「…ここは、日溜まりの丘?
じゃあ…あれは、夢?」
あたしが千年に1人の能力持ち…ってヤツで、これからいろんなのに狙われるって…
神の供物だの、悪魔への生贄だの…
あーだめだ、朝だから頭回んない…
あたしは制服に着替えて、そっと部屋を出た。
ガチャッ
「先生、おはよー。」
「おはよ…ってあら!
志紀ちゃんの首にタトゥーが!」
タトゥー…?
「あ…、っ」
これは、昨日浮かび上がった月の印…
これがあるって事は…