男装好き彼女

真綺side

俺、黒部真綺-くろべまき-

初めて、羽紅に会ったとき
俺はなにかを感じ取った。

だから、話しかけた。

知らないけど不機嫌だった。
でも、普通に話しかけた。

羽紅は、なぜフードをずっとかぶっているのか。
気になって仕方がなかった。


だから俺は
どうしてフードを被っているかきいてしまった。

羽紅は「昼休み屋上行こ」と言った。おれは迷わずOKした。


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