男装好き彼女

「おぅ楽しみにしてるよ♪」

うぇ。語尾に♪つけんなし。
きもちわりぃ。

まぁ、それはおいといて、
真綺も、架南兎も
ホストの格好にあってんな。

『おー。真綺。似合ってんじゃん。』

「そんなことねぇよ。早くみてぇな。」

みたい?

『みたいって?』

「フードとった羽紅のホスト姿」


そゆことか。

『目ん玉だして待ってろ。』

そう、言っといた。

「待ってるよ。あっそうだ。文化祭、やすみあるからそんとき一緒にまわろーぜ。」

びっくりした。
まさか、そんな事言われるなんて考えてなかった。

うれしぃー。

『あぁ。いいよ。』

僕はフッと鼻で笑い
OKを出した。
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