オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん


「うん、大丈夫!」


これじゃあダメだ。

私が変わらなきゃ、ちーちゃんに呆れられちゃう前に。


それから私はお弁当を食べずに午後の授業を出た。

授業を終えてもちーちゃんは私に話しかけてくることもなく

すぐに教室を出て行ってしまうから


話しかけることも出来なかった。


もう、本当に嫌われちゃっていたらどうしよう。

大好きな友達を追ってまでこの学校にきた。


だけど、本当はちーちゃんが迷惑だと思っていたら?

負の考えは頭の中をくるくる回る。


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