オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
って、あれ??
なんで私壁側に追い詰められてるんだろう。
「そう」
「う、うん
石渡くんね!話してみると意外といい人で……」
ダンー!!
すると大神くんは私の後ろの壁を叩いた。
ひいっ!
な、何……!?
「そんな事、聞いて無い」
「あ、えっとごめん……」
なんかご機嫌ナナメ?
さっき状況を聞かれたんだと思ったんだけど
それは私の勘違いだったんだろうか。
「でも最近は目を見て話せるようになって来たから
もう少し頑張れば克服出来るかも!
これも大神くんのお陰だよ」