オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
良くないのは、私なんだけど……。
「あと、一つ言っておく。」
??
「劇成功に僕は関係ない
僕は少し手助けをしたただけだ。
ああやってハプニングがあっても成功出来たのは
キミがしっかりと練習を頑張っていたから
赤ずきんちゃんはさ、やれば人前でだって
演技も出来るんだよ」
まさかこんなに褒めてもらえると思わなくて
ずっとずっと自分は出来ないんだって思っていたから
自分が人に認められた時、
それは初めて自信につながって、私を変えていく。
「大神くん……私、」