オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
大神くんと付き合うことになった私。
悩んでいたことが、全て解決して
そりゃあもう、幸せいっぱいな生活だって思っていたら
「ほら、レッスン始めるよ赤ずきんちゃん」
彼と私の関係は何も変わりませんでした。
「あ、あの……大神くん?」
「何?」
「レッスンって……」
「当然だろ、何?
放課後はデートでも出来ると思ってたの?
また浮かれてるんだから
これだから考えが甘いんだよ、赤ずきんちゃんは」
どんよりとしてうつむく私。
昨日の夜は早く学校の時間にならないかなって楽しみにしてたのに