オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
彼が一瞬力を緩めた時
もう離してくれるんだと思っていたら
今度は私にキスをしようとして来た
「や……!!」
私は全力で彼を押して、逃げたけれど
その日から学校にはいけなくなった。
ちーちゃんにもけっきょくそれを言うことが出来なくて
高校は女子校にする、とだけ言ったら
ちーちゃんもそこに行くと言って一緒に受験した。
無事2人とも入学出来て
同じクラスにもなれて、そこでは男の子がいないから
安心した生活が送れると思っていたのに。