オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん


目が覚めたらそこは家のベットで

お母さんとお父さんが見守っていてくれていた。


「お母さん……っ、お父さん……」


本当に怖くて、私は大泣きした。


それからは、男の子とは近付けないかった。

近くにいると拒否反応が出てしまうから


電車にも乗れなかった。


だから、共学に行くなんて両親にはものすごく反対されたけど


ちーちゃんと一緒にいたいこと

これからこの先、このトラウマを治していかないとダメだと思ったことを

必死で説明して、両親に許可をもらった。
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