スピカ
病室をでた零は大きなため息を吐いた
はぁぁぁ…
すると、1人の看護師さんが零に話しかけてきた。
「あの〜もしかして…jupiterの零さん?ですか?」
「…あっはい!そうです!零です!」
「やっぱりか〜!えっと…私と少しお話しない?あっ誘ってるとかじゃなくて!…えっとね…真珠ちゃんのことで…」
その看護師さんは真珠の部屋の扉を悲しそうに見つめた。
「真珠の…こと?」
「ええ。さっきたまたま2人の会話を聞いてしまって…その上であなたに聞いて欲しい事があるんです」
「…分かりました」
「じゃあ、場所を変えましょうか!」
看護師さんはニッコリ笑って言った。
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